総務省「家計調査」によると、2024年の鹿児島市における二人以上世帯の焼肉(外食)の年間支出額は10,405円。都道府県庁所在市(47市)の中で全国9位となりました。全国平均は8,496円で、鹿児島市はこれを22.5%上回っています。全国1位は高知市の21,768円で、焼肉は地域によって支出額に大きな差が出る品目の一つです。
数字で見る、鹿児島県の焼肉消費
| 指標 | 金額 |
|---|---|
| 鹿児島市(47市中9位) | 10,405円 |
| 全国平均 | 8,496円 |
| 全国平均との差 | +22.5% |
| 全国1位・高知市(参考) | 21,768円 |
出所:総務省統計局「家計調査」2024年(二人以上の世帯、外食「焼肉」、都道府県庁所在市別)

なお、焼肉(外食)の支出額は年による変動が大きい品目です。2023〜2025年の3年平均では、鹿児島市は9,636円(全国平均8,444円、52市中14位)でした。
黒豚・かごしま黒牛という「ブランド食材」の強み
鹿児島県は黒豚・かごしま黒牛など全国区の精肉ブランドを持つ産地です。焼肉消費支出額が全国平均を上回っているという事実は、こうした地元産ブランド肉の強さを裏付けるデータとも言えます。一方で、1位の高知市(21,768円)とは2倍以上の開きがあり、「ブランド食材はあるのに、焼肉への支出額としては上位止まり」という伸びしろも見えてきます。焼肉店・精肉店にとっては、地元ブランド肉をどう「焼肉として食べる機会」に結びつけるかが、さらなる需要喚起の鍵になりそうです。
焼肉店・精肉店が今すぐできる3つのアクション
- ブランド肉の「焼肉での食べ方」を提案:黒豚・黒牛を使った焼肉セットや部位別の食べ比べメニューを前面に打ち出す。
- 家庭用焼肉需要の取り込み:外食だけでなく、精肉店でのテイクアウト・BBQ用セット販売も強化し、支出総額の底上げを狙う。
- 「全国9位」をきっかけに来店動機を作る:データを店頭POPやSNSで発信し、地元の焼肉文化への関心を喚起する。
ブランド食材を持つ地域ほど、データに基づいた発信で需要を掘り起こせる余地があります。カゴシマーケティングでは、こうした地域データを活かした飲食店・精肉店のマーケティング支援を行っています。
カゴシマーケティングへの商品戦略のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
訂正のお知らせ
2026年10月8日、本記事の数値を公表資料に基づいて修正しました。全国平均を「9,277円(都市の単純平均)」から公表値の8,496円に、差を「+12.2%」から「+22.5%」に修正し、品目を「焼肉(外食)」と明記しました。
出所:総務省統計局「家計調査」2024年(二人以上の世帯、外食「焼肉」、都道府県庁所在市別)

